カテゴリー別アーカイブ: 実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた

実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた(全16話):その1「どこから来て、どこへ行くのか?」

 

今年のゴールデンウィークは、

札幌の実家に帰省してきました。

 

 

 

北海道を500km横断、マラソンで。

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僕のブログをご覧頂いた方には今更かもだが、

僕は4年半前まで、35年間運動ゼロ&スーパーインドア派の

ただのメタボでデブなオッサンだったのだ。

 

運動だって、人一倍ニガテ。

部活動は文化系で、体育の成績は常に中か下。

 

360度どっから見ても、

およそ一切の運動とは無縁のまま

一生を終えるハズの人間だったのだ。

 

 

それが、ひょんなキッカケで走り始めて2-4年で

やれゴビ砂漠250km

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だの、

 

サハラ砂漠250km

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だの、

 

なぜだかニンジャ姿で北極点フルマラソン

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だの、

 

はたまた間違ってニンジャ姿で南極100km

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だの、

 

挙句の果てにアタカマ砂漠250kmでチーム戦世界一になる

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だの

 

「マラソン中毒者(ジャンキー)」という本を出版

マラソン中毒者_(帯付) small4

だの

 

たかだかランナー人生4年半ほどで

もはや、ダイコン姿で1ヶ月に3回100km走る事など日常杉にほどに。

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「ねぇ、

 

バカなの?(´・д・`)」

 

 

 

そう、毎日、ヨメにお褒め頂くほどまでに

すっかり上りつめて(堕ちきって)しまっていたのだ。

 

 

そうして、2014年がやってきた。

 

もはや、フツーにレースを走って満足できないジブンがそこに居た。

 

とはいえ、チャレンジをしない自分など、許しがたい。

 

立ち止まったら、チャレンジするのをやめたら、

 

そんな人生は生きていたって仕方がない

 

 

 

敢えてキザな言い方を選ぶならば、

 

 

 

 

オレはもはや、

 

 

 

 

 

 

泳ぎ続けないと死ぬ

 

 

マグロだ

 

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こんなカンジ(死んでるけど)

 

 

 

 

これまでの、自分を越えようじゃないか。

 

 

これまで辿り着いたことの無い自分へと、走っていこうではないか。

 

 

オレは、どこから来て、どこへ行くのか。

 

 

 

 

アレ(´・д・`)??

そういや、オレ(小野家)って、

どんな先祖から来てるんだ( ・ω・)モニュ???

 

実家の札幌のオヤジに聞いてみると、

小野家が北海道に入植したルーツとなる方の墓が

北海道にあるそうだ。

 

そして、その方の子孫が、

北海道内の、いくつかの場所に散らばって住み着いたそうだ。

 

そのウチの一人が、オレということだ。

 

 

自分の血の繋がった人々が、北海道の様々な場所に、

その生きた痕跡を残しているかもしれない。

 

 

そうだ!!

オレは、

自分の来たルーツを探す旅をしてみよう。

 

自分の脚で、

自分の生まれ育った北海道を

走って横断しながら。

 

そして、ゴールは、

オレの両親が待つ札幌に帰ろうではないか。

 

 

なんて、ドラマチックな企画なんだ。

 

 

自分が育った札幌を一度離れた自分が、

自分のルーツを探しながら、

ふたたび生まれ戻った土地(札幌)へと帰っていく

 

 

 

そうだ!!

 

 

これは、アレだ!!!!!

 

 

マグロじゃなく、サケだ。
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↑生まれ育った川に必死に帰ってきてたところでクマに喰われるサケの図

 

こうして、

「実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた」

の企画が誕生してしまったのだ。

 

つづく:家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた:その2「スゲーぞ、デケーぞ、北海道」へ

 

 

実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた(全16話):その2「スゲーぞ、デケーぞ北海道」

 

北海道って、

横断したら何キロなんでしょか( ・ω・)?

 

そう。

 

距離とか、そういったコトとかじゃなくって、

 

まず

 

「北海道を横断してみよう」ありき

 

だったのだ。

 

実際何キロ走るのか、距離を測るのは、その後なのだ。

 

果たして、走れる距離なのだろうか。

 

 

だが、しかし。

 

今回のテーマは、「自分のルーツを探る旅」なのだ。

 

ただ横断するだけではダメだ。

 

自分と同じルーツを持つ、同じ血を持った人々が生きた痕跡があるだろう

北海道の様々な場所を寄り道しながら、横断して走らねば。

 

 

さっそくオヤジに聞いてみよう。

小野家のルーツが残っていそうな場所は、いったいどこなのか。

 

 

オヤジ曰く

 

 

 

 

「ん〜〜〜。

 

 

 

なーんも残ってないんじゃね(`・ω・´)??」

 

 

 

 

ハイ\(^o^)/オワタ

 

 

 

いくつかの町に住んでいたボクの遠い親族はいるらしいのだが、

もう連絡がつかないか、かなりの遠い親戚になっているようだ。

 

 

突然、遠いつながりの「小野」さん家にピンポン突撃しても

 

 

遠戚の小野さん

「あなたドコのどなた(´・д・`)??」

 

 

 

 

オレ

「あ、ボク、遠い親族の『小野』と申しまして(;・∀・)。。。」

 

 

 

 

遠戚の小野さん

「。。。で、どういったご用件で。。。?」

 

 

 

オレ

「あ、いま、北海道を走って横断してる最中でして、

同じ小野さんにご挨拶をと(;・∀・)。。。。」

 

 

 

 

 

 

遠戚の小野さん

 

「いえ、小野はもう足りてます(`・ω・´)」

 

 

 

と、ピシャッと扉を閉められるに違いない。

 

 

それどころか、

 

「『オレオノ詐欺』です!!!」

 

 

とケーサツに連絡されかねない。

 

 

仕方がない。

 

唯一、小野家のルーツの痕跡であるらしい、

先祖のお墓が残っているという当別市だけは外さないようにして、

あとは、走りたい所を勝手に選んで距離を測ってみよう。

 

サケを肴に酒を傾けつつ

グーグルマップで北海道の地図を開き、

行ってみたいところをテキトーにつなぎ合わせてルーツを作ってみよう。

 

 

 

スゲーぞ、デケーぞ、北海道。

 

 

ちょっと寄り道箇所増やしただけで、

フツーに60kmとか80kmとか距離が伸びるんですけど/(^o^)\。

 

とはいえ、ゴールデンウィークを目一杯使っても、9日間しかない。

 

しかも、今回はレースではないので、全ての食料や水は

自分で担がねばならない。

ムリなく、9日間で走りきれる距離の範囲で、ルートを選ばねば。

 

ということで、テキトーに引いてみたルートがコレ↓。

スクリーンショット 2014-04-29 07.45.13

 

8泊9日の行程で、約600km。

 

 

 うん。悪くないね(;・∀・)。

 

連休中ということもあり、

ひとまず、フライトだけは抑えてしまわねば。

 

ということで、いつものノータイムポチリにて

フライト予約完了(`・ω・´)ゞ。

 

 

ふははははははは。

 

 

もはや、これで逃げられないぞ、

オレよ(;・∀・)。

 

さーて、どんな旅になるのやら。

 

つづく:実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた:その3「事実は、小説よりも奇なり」へ。

実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた(全16話):その3「事実は、小説よりも奇なり」

 

事実は、小説よりも奇なり。

 

そうなのだ。

 

今回も?

トンデモない事が起きてしまったのだ。

 

 

みなさんは、ご存知だろうか?

 

 

富士山をぐるっと169km、二晩寝ずに山道を走る

 

ウルトラトレイル・マウントフジ
(UTMF)

 

という、

 

実にアタマのよろしくないレースが存在することを?

 

 

ただ169km走るだけでもどうかしているというのに、

2夜の間中ロクに眠らずに、

山道を累計約9500m登って、9500m下って走り続けるのだ。

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2012年に初めて開催された、このUTMF。

 

当然のことながら、ワタクシも第一回大会に参加し、

無事、33時間55分走り続けてゴールした。

 

走っている最中、あまりのタフさに何度もため息を付きながら

 

 

「このレースを完走できたら、

もう自分のラン人生にピリオドを打ってもいい。」

 

そこまで、追い込まれた大会だった。

 

完走を果たした後、自分の姿が映った鏡を見て

白髪が一気に増えていたのに驚愕したのを思い出す。

 

その翌年の2013年、

ラン人生にピリオドを打つどころか、

砂漠250kmを10kg近い荷物を担ぎながら走ることにも慣れてきたワタシに

トンデモない白羽の矢が、脳天を貫いた。

UTMFの実行委員でもあり、

UTMFの映像関連を指揮するNプロデューサーより、

 

Nプロデューサー

「小野くーん。今年のUTMF、

 

ライブ中継班やってよ

 

10kg近い中継機器背負って、走るの。

 

トップ選手追いかけて

 

 

ナ、ナンダッテー(; ・`ω・´)

 

もちろん、トップ選手はトンデモナイ速さである。

ただでさえ、ついていけない。

車で先回りしつつ、トップ選手が走ってきたら

ライブ中継をしながら、一部だけを並走をする役割だ。

インターネットで全世界に生中継されるし、

大会会場のデカいモニターにも映し出されるらしい。

 

Nプロデューサー

「小野クン、10kgとかの荷物担いで走れるし、

なにより、トップ選手が来るまでの選手が映ってないツナギの中継の間も、

うまいこと喋りつづけてくれそうだからね〜〜

 

そう、単に、荷物背負って走れて、「ベラベラ喋れる」

それだけの理由で選ばれてしまったのだ。

 

選手のように、169kmのコース全部を走るわけではなく、

あくまで、一部しか走らないのではあるが、

とはいえ、選手同様、夜通し寝ずに移動しながら、

時に喋り続けながら、時に重い中継機器を背負いながら

トップ選手のペースで走るのだ。

 

なかなかに、タフでないの(; ・`ω・´)!

 

(詳しくはコチラ「UTMB完走記 4:激しく、ボタンを掛け違えたゾ?」 )

 

その様子は、一部 UTMF公式DVD 2013年版にも収められているので

よろしければ是非。 【DVD購入はコチラ )

 

 

そうして、2014年も、このUTMFが近づいてきた。

どうやら、2013年のボクのライブ中継が、なかなかに好評だったようで、

またもNプロデューサーがボクの所へニコニコやってきた。

 

Nプロデューサー

「小野くーん、

 

今年も、頼むよ〜、中継班!

 

今年はさぁー、

 

去年と同じように中継しながら、

 

169km、全部走ってくれない?

 

ぜーんぶ走って( ・∀・)。

 

 

 

えーーっと、、、、、

 

UTMFって、3日間ずっと走るんでしたよね。

 

んーーーっと、、、、、いつでしたっけ(; ・`ω・´)?

 

 

ーーーーっと、、、、、

 

 

、、、、、

 

 

あ、予定、空いてますね(;・∀・)。。。。

 

 

 

北海道横断600kmスタートの

2日前ですが( ;∀;)

 

 

そうなのだ。

なんとも皮肉な運命なことに、

北海道横断600kmマラソンを開始する2日前に、

「もうラン人生にピリオドを打ってもいい(`・ω・´)」

とまで追い込まれたUTMFを169km走ることになってしまったのだ。

 

しかも、ベラベラ喋りながら、中継しながら(;・∀・)。

こうして、

UTMFを169km走って、中1日だけ休んで、翌日から北海道横断600kmが始まるコースが完成した。

 

ってか、2週間で約770km走るじゃん。

 

やれんのか??

オレ( ;∀;)!??

 

つづく。実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた:その4「滑落、そして骨折」へ、つづく

実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた(全16話):その4「滑落、そして骨折」

 

そうして、ボクの「北海道横断マラソン」の直前に、

求めてもなかった形で、

しかも過剰なほどのウォーミングアップというも言うべき

「走りながら、中継しながらのUTMF169km」がやってきた。

 

Nプロデューサー

「やっぱりさー

山の中だと、映像の中継は、電波的に難しそうなんだよねー。

 

だからさー、

 

ビデオカメラで他の選手のインタビュー録画をしながら

 

 

音声だけの中継をしながら走ってくれない?

 

 

しゃべり続けながら169kmぜんぶ走るの

 

 

 

 

もう、笑うしかないぜ( ;∀;)

 

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片手にはインタビュー録画用のビデオカメラ、

耳にはイヤホンと音声中継用のマイクを付けて、いざUTMF169kmの旅へ。

 

 

このUTMF。

繰り返すようだが、山道を累計9500mほど登りながら、

169kmもの距離を走るのだ。

 

ただでさえ、走り切るのが苦しいコースなのだ。

それを、時々、インタビュー録画したり、

走りながら「オモシロい事喋って、中継してね〜〜(by Nプロデューサー)」。

 

UTMFの制限時間は46時間である。

ボクの実力なら、おそらく30時間ほどでゴールは可能なハズだ。

 

しかし、今回のミッションは

「なるべく、最後尾ゾーンをインタビュー録画しながら走ってほしいんだよね〜(by Nプロ)」

とのことで、46時間めいっぱいコース中にいなくてはならない。

 

「小野クン、ちょっとペース早いから、もう少しゆっくり行ってくんない〜?(by Nプロ)」

 

ゆっくり進む方が、自分のペースで走れず、

眠気もまして、ツラいのである。

 

いつにない状況に、しだいに

 

「完走しきれなのではないか。。。」

 

そんな弱気なココロが生まれてくる。

 

しかし、公式中継をしながら走っているのだ。

ボクの録画インタビューも、のちにDVD用の大事な素材になるはずだ。

公式スタッフとして走っているのに、リタイアなど、許されるハズがない。

 

とはいえ、あまりにツラい。

 

しかも、このあとすぐに、大事な北海道横断マラソンがあるのだ。

 

 

 

もう、、、、辞めたい。。。。。

 

 

 

公式スタッフで、中継中という立場にもかかわらず

 

 

「レースをリタイアできる理由は、無いだろうか??」

 

 

 

 

(もう、滑落して、骨折するくらいしかないだろう。。。)

 

時々、崖に近いコースを走りながら、

思わずそんなキモチがアタマに広がっていく。

 

ソレほどまでに追い込まれるほど、

キツいのだ。

 

 

もはや、北海道横断マラソンとか、どうでもいい。

この、いまのUTMFの苦しみから、解放されるならば、

骨折したってかまわない。

 

 

 

そんな苦しい思いの時にボクを支えてくれたのは、

 

いつもボクに

 

「おまえマジで」

 

「おい、そこのボウズ」

 

「ハゲてんのかコノヤロウ」

 

との暖かいコトバを与えてくれる、

我が家の『ネ申』でもある、ボクの愛すべきヨメからのメッセージ。

 

 

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「がんばってー!!」

渾身の清書がなされた

カルビスバー(´;ω;`)!!

 

 

 

 

 

 

うん、オレ

頑張れちゃうヨ( ;∀;)!

 

 

 

 

ユミ、きっとオレの為に、

 

一生懸命、夜なべして清書してくれたんだろうな( ;∀;)。。。

 

 

 

 

 

 

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 ↑ ボクのラン仲間のみづきちゃんから

「ユミさん、一緒にラーメン二郎行きましょう!」誘われウキウキ行ったヨメが、

行列待ち中にみづきちゃんから騙し討ち的にリクエストされ、

仕方がなくやっつけで書かされたであろう「清書現場」

 

 

 

もう愛しか感じません( ;∀;)

 

 

 

 

ゲンキイパーイ( ・`д・´)!!!!!!

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(photo by Yuma Hamayoshi)

 

幾度の困難も乗り越え、最終ランナー達のインタビュー録画もこなし

中継も行いながら、無事に46時間弱で、169kmの道のりをゴール!

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これらの小野の中継の様子は、2014年版 UTMF公式DVDにて

3つめのコーナーにて1時間ちかい尺で特集されております。

ご興味ある方は、ぜひご覧ください。ご購入はコチラ

 

そんなワケで、本編の 北海道横断マラソンへと旅立つ

2日前に、UTMF169kmを走ってウォーミングアップをこなしたのであった。

 

つづく。実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた:その5「スペシャル兵器」へ

 

実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた(全16話):その5「スペシャル兵器」

 

山道9500mを登って、9500m下って、169km走ったのだ。

二晩寝ずに、46時間めいっぱいかけて。

しかも、中継やインタビュー録画で喋り散らかしながら。

 

疲労やダメージが無いわけがない。

しかし、明後日には

今年最大のチャレンジともいえる「北海道横断マラソン」が待っているのだ。

 

 

さすがに、最初はゆるーくスタートし始めよう、

とのことで、9日間の北海道横断マラソンを

このようなスケジュールにて組み立ててみた。

 

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マークと、DとEが、宿泊予定地。
Day1 (4/29) 中標津空港から標津町:22km

Day2 (4/30) 標津町から知床斜里:56km(根北峠487m越え):計78km。

Day3 (5/1) 知床斜里から北見:77km:計155km

Day4 (5/2) 北見から足寄:86km:計241km

Day5 (5/3) 足寄から帯広:66km:計307km

Day6 (5/4) 帯広から富良野:106km(狩勝峠644m越え):計413km

Day7 (5/5) 富良野から美唄:82km:計495km

Day8 (5/6) 美唄から江別から当別:57km:計552km

Day9 (5/7) 当別-日本海チャプチャプ-テレビ塔45km:計600km

 

北海道は広い。

 

峠を越えて、106km走らないと、

宿泊施設のある町(村)に辿りつけない

ルートもあるのだ。

 

 

初日こそ、UTMFのダメージを考慮して22kmしか走らないのだが、

毎日最低40kmから、100km前後走る日もちょくちょくあるのだ。

 

「さすがに、横断なんて、ムリかな?」

 

しかーし。

 

すでにフライトは抑えてしまってある。

宿も、予約を入れてしまっているのだ。

 

そういえば、なーんにも準備をしていなかった。

 

9日間、毎晩宿をとっているのだが、

全ての荷物を常に担いで走らなければならない。

軽くするため、荷物は最小限に抑えたい。

おそらく、何十キロも水や食料を補給できないエリアばかりだろう。

 

しかも、ゴールデンウィーク中とはいえ、仕事のメールもちょくちょく入ってくる。

電話会議も何件か予定がある。

 

走りながら、メールチェックしたり返信したりは得意だが

さすがに9日間の長丁場、ちょくちょくスマホをチェックしながらはキツい。

何か秘策はないだろうか。。。。

 

 

(;・∀・)ハッ!

 

 

ア・レ・だ!!!!!

 

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ゲットしたての、Googleグラス!!!

 

これなら、走っている最中でも、スマホを見ずともメールのチェックができるし

何なら、Googleグラス経由で、走りながら電話会議だってできてしまう!

(Googleグラスには、骨伝導スピーカーもマイクもついている)

 

完璧だ!!!!!

 

とはいえ、予備のスマホ、GPS腕時計、予備バッテリーも重要である。

寝ている間に、複数のガジェットを同時に充電できるだけの充電機器も要る。

旅館では、コンセントが1口しか無いかもしれない(田舎なので)

タコ足だって必要だ。

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↑9日間をしのぐためのガジェット群。

 

北海道は、寒暖差が激しい。

5月アタマの峠は、まだ雪が残っている可能性もある。

雨だって降ることもあるだろう。

宿には浴衣なんて無いかもしれないから、寝間着も必要だ。

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↑9日間を走り切る、ウェア類

わざわざ専用に作った

「北海道横断マラソン」のタスキも。

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けっして、キャアキャア言われたいが為ではなく、

交通安全上の観点で用意したにすぎません(`・ω・´)。

 

 

 

そして、それらに加え、ナイトラン用の電灯、日焼けを考慮したリップ、

エマージェンシーシート、薬、筋肉回復用のNii Stick、

食料と水全てを背負えるギア類がコレ

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もちろん、

「がんばってー!!」(byヨメ)のカルピスバー

ダイジに持ち越しております(`・ω・´)ゞ

 

 

コレ↓

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よし、用意は万端だ!!!!

 

つづく。実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた:その6「いよいよ、北の大地へ」へ

 

 

 

実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた(全16話):その6「いよいよ、北の大地へ」

 

お待たせいたしました(`・ω・´)

 

そろそろ、

 

 

「北海道走るハナシ、ドコ言ったんだよ!!!o(`ω´*)o」

 

な声が想像されます。

 

ハイ。

 

ワタクシのブログの特徴

「本編(走る)までの、長すぎな前振り(´・д・`)」

も、ようやく終わりを告げようとしております。

 

(蛇足までに、ヨメは一度もボクのブログにて、本編に辿り着いたことはございません)

 

いよいよ、北海道横断マラソンがスタートする朝。

 

まだ、たっぷりと、カラダの疲労は残ったまま。

北海道横断600kmなど走りきれるイメージが全くわかないのだが、

あとは、飛行機に乗って、出発地点の中標津空港に降り立ってしまえば、

スタートせざるを得ないのだ。

ひとまず、飛行機に乗ってしまえばいいのだ。

1時間半のフライトで寝てりゃ、回復するだろう。

 

 

走る間中の9日間の荷物は、全て背負って走る。

あとは9日後のゴール地点、札幌の実家に事前に送ってある着替えや荷物に辿り着くまで

すべて背中に担いだ荷物でやりくりせねばならない。

 

当然、

 

走るそのままの格好で、自宅から羽田空港へ。

 

そして、そのまま飛行機に乗り、

 

 

アッ( ゚д゚)!!!!!

 

 

という間に、そのままの格好で、北海道は中標津(なかしべつ)空港へ。

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↑ 東京の自宅を出た時から、このまんんまの格好です。

 

飛行機を降り立った瞬間から、北海道の反対側の札幌まで

いよいよ「北海道横断マラソン」のスタート!!

 

フライト中の窓から、広大に広がる大地を眺め

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ここを、走るんだよね。。。。(´・ω・`)

 

 

といっても、初日はゆったり太平洋に面した標津町(しべつちょう)まで

ゆったり22kmの旅。

スクリーンショット 2014-10-26 17.16.00地図上のA(中標津空港)からB(標津町)へ。

たった、これだけですが、22kmです。

 

この日は、なんと嬉しいことに、

わざわざ札幌から

同じトライアスロンチーム「イオマーレ」の蔭佐さんが応援に来てくれていました。

 

空港の出発から、少し並走してくれた後、

中継地点に車で先回りし、スペシャルエイドを用意頂きました。

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有難や( ;∀;)!!!!!

 

とはいえ、普段は、人はおろか、車はおろか、

なーーーんにも無い風景の中、ひたすらに走ります。

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そうして、何のオモシロいネタもなく、

さくっと22km先の、太平洋へ。

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北方領土の国後島がみえてます。

 

はたして、反対側のオホーツク海まで、無事にたどり着けるのだろうか。。

 

予め予約しておいた、小さな旅館にチェックイン!

Day1は23km走って、17時前にゴール!

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ランの後のダイジな作業は、夕食までの間に

すぐに洗濯&シャワー→乾燥機のコンボ!!

 

ラン用のウェアに、予備はない。

明日起きた時にランウェアが乾いているように、

旅館のコインランドリーにて

シャワーを浴びている間にウェアを洗濯をし、

シャワー後、洗濯物を取り出し乾燥機へ。

 

さーて、お楽しみの、夕食ターーーイムへ!!

 

つづく。実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた」その7「北海道、狭すぎるぜっ!」へ

 

 

 

実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた(全16話):その7「北海道、狭すぎるぜっ!」

 

 

今回の、北海道横断マラソンのテーマ。

 

それは、

 

 

 

「オレは

どこから来て、どこへ向かっていくのか」

 

 

 

この世に生を受け、

この「自分が、この世にある」という概念、意識野を

脳内の電気信号という生理的な形をもって「自我」たらしめている

その「オレ」という「モノ」のルーツが、

いったい、どこから生まれたというのか。

 

 

 

「自分(小野家)のルーツを探る旅」

 

 

そうなのだ。

 

 

とても、深淵かつ、重要な意義を背負い、

 

 

オレは走っているのだ。

 

 

この、北海道という、広大な大地を。

 

 

 

そして、

 

 

one more thing

 

 

もうひとつ、

 

この北海道マラソン横断ランのテーマ

 

いや、イデアと言ってもいいであろう

 

形而上学的かつ根源的なテーマ。

 

 

 

それは。。。。

 

 

 

 

 

「毎晩、ラン後に楽しく飲む (/・ω・)/ ヒャッハー

 

 

 

 

そう。これは、レースではない。

 

 

勝手に走っているだけなのだ。

 

いわば、なのだ。

 

 

 

 

楽しまなかったら

こんなアホな距離なんて

走れるワケないだろバーカ

(´;ω;`)ブワッ

 

 

 

ランウェアを乾燥機に突っ込んだら、

いよいよ楽しい飲酒(夕食)ターーイム( ・∀・)!!

 

 

 

ちなみにワタクシ。

 

本業は、ランではございません。

 

 

インターネットのビジネスが本業である。

 

 

実は今回の北海道横断マラソンでは

 

 

 

「小野がいまドコにいるか」

 

 

常にリアルタイムでインターネットに公開

 

 

しながら走っていた。

 

 

↓こんなカンジ(札幌に居る時の図)

スクリーンショット 2014-05-10 17.04.07

 

 

 

なぜ自分の居場所をリアルタイムで公開するのか??

 

 

 

ラン中、うっかり、誰かが応援に駆けつけてくれたり、

現地で一緒に飲んでくれる人がひょっこり現れたり、

 

そういったナンパな偶然な出来事を期待していたのでは、

決してなく、

 

 

 

あくまで、

 

 

 

交通安全上の観点に決まってる。

 

 

 

寂しがり屋なんかでは決してありませんし( ;∀;)。

 

 

 

とはいえ、今日は初日だ。

 

今訪れたばかりの、北海道の端っこの町、

 

標津町

 

人口たった5,500名

の小さな標津町なのだ。

 

 

おそらくは、「標津町」の全人口よりも

 

全世界で「標津町」の漢字を正しく読める人口の方が少ないのではないだろうか

 

 

 

※「標津町」=「しべつちょう」( ・ω・)

 

 

 

 

 

ここ標津町、

 

北海道の

 

メッサさいはての町なのだ。

 

 

「近場の方、どなたでも一緒に、今晩飲みませんかーー( ・ω・)???」

 

 

んなこと言ったって、集まるヤツなんか、いるハズがない。

 

さすがに、今日は一人でおとなしく飲もう。

 

 

基本、なーんにも調べずに北海道に来たので、

現地についてから、ウマそうなお店を検索しそのまま突撃!!

 

DSC_0671

 

 

 

「この一杯の為に、走っている(`・ω・´)」

 

一杯じゃ終わんないけど。ゼッタイ(o・ω・o)

 

北海道限定の、

あまりにウマすぐるビール「サッポロクラシック」

 

 

 

 

 

「生きててヨカッタ(TдT)」

 

 

 

DSC_0672

 

やっぱ、ウマいよ、北海道( ;∀;)!!!!

 

 

そうして、調子に乗って、

 

2杯目、3杯目と進んでいくうちに。。。

 

新たに男性2名組がお店に入ってきた。

お店の女性スタッフと仲良く話しており、どうやら今日取れた魚をお土産にもってきたらしい。

 

(いいなー。今日とれたてのお魚、ウマいんだろうなー。

にしても、やっぱ小さな町だから、みんな知り合いなんだろうなー。)

 

と、更に日本酒へと移行し、飲み進めていくうちに。。。

なんだか、隣で2名で飲んでる男性が、チラチラこちらを眺めてくるような視線を感じる。

 

(やっぱ、小さな人口の町だと

よそ者は、気になるんだろうなーーー。。。)

 

 

 

 

 

 

そう思って、呑んだくれつつあったその時の事。

 

 

 

 

「スミマセン、小野さんでしょうか・・・?」

 

 

 

(;・∀・)ハッ!!?

 

 

いえいえ(;・∀・)

 

ただの通りすがりの(北海道横断600km入る予定の)

ランナー ですし。

 

 

と、会話を進めていくと

 

 

なんと、

 

たまたまボクのツィッターをフォロー頂いている

 

元実業団駅伝選手であり

 

フルマラソン2時間48分という

 

超エリートランナーの上林さんという方がソコに!!

 

DSC_0675

 

 

なんということでしょう(TдT)

 

たまたまお互い、フラッと訪れた、

 

北海道さいはての超ドローカールな飲み屋

なのです。

 

そこで、たまたま、

 

ネット(ツィッター)を経由して

 

全世界70億人いらっしゃる人口での

 

出逢い(ヤロウ同志)キタ━(゚∀゚)━!

 

 

なんということでしょう。

 

北海道横断マラソン初日。

 

まさかの、こんなドローカールな小さな町で

 

一緒に飲めるランナーと出逢えるなんて( ;∀;)。

 

 

 

こりゃあーーー、

明日からも、スゲーことになりそうだぜ!!!!!!

 

つづく。実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた:その8「アイツ、大丈夫か(´・д・`)?」

 

実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた(全16話):その8「あいつ、ダイジョウブか(´・д・`)?」

 

どれだけヨッパでも、明日はやってくる。

明日の旅程は、

 

56km走りつつ、

 

途中に487mの根北峠をの越えていくらしい

 

 

 

 

らしい」というのも、

 

翌日走るルートの調査は、

 

 

 

前夜、アホほど呑んだくれている時に初めて、

検索して調べ始めるのだ(`・ω・´)。

 

明日は、途中で1時間ほど、電話会議をしなくてはならない。

峠越えで、56km走るには、

余裕をもって7時間は見ておきたい。

 

ということで、明日は朝5時すぎにはスタートできるようにしよう。

電話会議の時間ふくめて、14時には次の目的地、斜里町(しゃりちょう)に辿り着こう。

 

 

呑んだくれつつ検索していて、

 

突然ビックラこいた。

 

なんと、明日走る56kmのルートでは

 

 

 

 

50kmのあいだ

自動販売機もナーンも無し

 

 

 

もちろん、コンビニだって、お店だって、なーんもないのだ。

 

 

走り続けるには、

水分はもちろんだが、食料は欠かせない。

 

つまり、スタートの時点で、

50km走れるだけの水や食料を確保しておかねばならない。

 

そもそも、スタート前の朝食も、事前に確保しておかねば。

 

そんな早朝に、旅館で朝飯など出てくるわけが無い。

早朝から開いているお店なんて、コンビニくらいなものだ。

 

 

 

 

ってか、コンビニって、近くに

そもそも存在してたっけ(; ・`ω・´)???

 

 

 

 

 

 

 田舎ヤバいぜ(;・∀・)

 

 

 

 

幸い、旅館からほど近い場所に、24時間空いているセブンイレブンが存在した。

が、しかし。

次のコンビニは、1km先で、その先50kmは、コンビニなどない。

 

しかも1km先のコンビニも朝6時からしか開いていない

 

 

「コンビニは24時間開いているもの」なんて、

そんなの都市伝説だ。

 

 

ということで、宿の近くにあった(町にひとつしかない)24時間営業のセブンイレブンで

翌朝の朝食と、50km分の食料と水を確保。

食料も、部屋に冷蔵庫が無かったかも?なので、常温保存できるもののみチョイス。

 

明日以降の宿でも、日中のうちに

– 近くに食料/水が確保できる店があるか?

– それは何時から何時まで営業しているのか?

– 宿の部屋に冷蔵庫はあるか?

など、チェックせねばならない。

 

ただ走るだけでは、生き残れないのだ。

 

翌日に備え、スマホ2台、GPS腕時計、GPS発信機、Googleグラスなどを充電器に繋ぎ、

バタンキュー。

 

そして、翌朝。5時前には起床。

コンビニで買った朝ごはんモグモグ。さーて、出発だ!

 

嬉しい事に、昨夜偶然飲み屋で声をかけて頂いた上林さんが

朝すこしだけ並走してくれることに。

国道の分かれ道で、上林さんと分かれると、

そこから先はまた一人旅だ。

 

徐々に根北峠への上りが始まっていく。

20140430_080325_631

ひたすら、なーーんも無い。

ヒトはおろか。車すらたまーーーにしか通らない。

 

雪もまだちょっと残ってる

20140430_080706_215

 

根北峠の頂上の手前付近で、 そろそろ電話会議の時間が近づいてきた。

 

 

では、ここを今日の会議場としよう。

 

 

 

DSC_0678

 

この、右側の路肩を。

 

そして、最新のGoogleグラスを使って、電話会議が始まる。

 

 

車がほとんど通らない峠の道の路肩にて、

ひとりオッサンが、へんてこりんなメガネ(Googleグラス)を付けて

メガネの「つる」の部分を指でさすりながら(Googleグラスの操作)

ひとりで誰かに向かってペラペラ独り言(電話会議)しているのだ。

 

 

ごくたまーーーに通りかかったトラックの運ちゃんは

 

 

「あいつダイジョウブか(´・д・`)???」

 

とばかりに、オレをガン見してくる。

 

そりゃそうだ。

そもそも、ヒトなんて居るはずが無い、峠道なのだ。

 

そこで、ひとりでつっ立って、おかしなカッコで、

ひとり空に向かって喋りかけているのだ。

 

運ちゃん、ヘンなモノ見たショックで具合悪くなってなければいいのだが。。。

 

そうして、会議も終わり、またひたすら

何もない峠道をくだって走って行く。

 

そして、念願の

 

50kmぶりの自動販売機( ;∀;)

DSC_0679

 

しかも、左の一台「販売中止」になってるし。

 

あぶねーじゃねーか(; ・`ω・´)

 

目的地の斜里町も、近い。

そんな時、ふと嬉しいメールが。

 

目的地の斜里町にいる方から、

twitterで見て、今晩一緒に飲みませんか?とのお誘いが!

どうやら、タウン誌の取材も兼ねて、ということらしいのだが、

もちろん喜んで(`・ω・´)ゞ!!!

 

Day.2のゴール、斜里町の宿も近くなってきたものの、

宿のチェックインは午後四時からと知り、

久々のコンビニにて休憩。

 

 

斜里町のコンビニのトイレにて。

 

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がんばれ、

斜里町の男子中高生の諸君(`・ω・´)!!

 

コンビニの前に座って油を売っていると、

車で来た方から、突如「小野さんですか?」と声がかかる。

 

「GPS見たら、ずっとローソンで止まったままだったので・・・・」

 

そうだった、自分の居場所はGPSで常にインターネット上の地図で公開しているのだった。

 

 

サボってるのも、バレバレやんか(;・∀・)

 

ということで、Day.2完走!!!

今日は57km。2日間で80.3km。

 

宿に相談し、ちょっと早めにチェックインし、

いつもの、洗濯→乾燥→明日の食料買い出しのコンボ。

 

近場の美味しそうな居酒屋をチェックし、

開店と同時の17時に突入!グビりっ!!

DSC_0681

うまかですおーー( ^ω^)

事前にメールでご連絡頂いた方と、コンビニで声かけて頂いた方と呑んだくれつつ、

無事に2日目も終了。

 

明日は、80km先の北見市まで。徐々に距離がアップしていく。

がんばろーーー!!

 

つづく。実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた:その9「危機」へ

実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた(全16話):その9「危機」

 

初日 23.3km

2日目 57km

計80.3kmを走り終え、北海道横断マラソン3日目の朝が始まる。

今日は、80km先の北見市まで行くので、朝4時前に起床。

どうやら、雨になりそうだ。

20140501_055914_591

ひたすらに、こんな道を進んでいく。

 

今日は、風が強く、雨も少しパラつき、アップダウンも多い。

あたり前だが、3日目にきて、なかなかペースが上がらない。

(ってか、5日前に山道169km走ったんだっけか(;・∀・) )

 

20140501_062718_143

ひたすらに、はてしない。

 

アタマの中では

 

「はーーてーーしーーなーーーいーーー」

 

と、

SPEEDのWhite LOVEがヘビーローテーション。

 

 

44km走ったところで、初めてのコンビニに立ち寄りモグモグするも、

寒いせいか、ひたすらハラが減る。

 

DSC_0688

通りかかった、「メルヘンの丘」

 

メルヘンもいいですが、お腹がすきました(´・ω・`)

 

すると、twitterより

「その先に、美味しいパン屋さんがありますよ!」

との情報が( ;∀;)!!

 

ネットで自分の居場所公開しておいてヨカッタ!!

 

twitterのみなさま、有難うございます!!

 

テケテケと走り続け

もうすぐ、噂の美味しいパン屋!!

 

の直前の、、、、

通りかかった道の駅にて。。。。

 

 

DSC_0689

そりゃあ、頂きますとも。

世界ソフトクリームフリークランナー協会会長としましては。

 

寒いとか、そういうの関係ないんです。

だって、看板に

「今日から、チーズソフト開始」

ってあるんだし(´・ω・`)。

 

もちろん、お勧めされてた、パン屋でパンも美味しくモグモグ。

 

お腹が満たされても、なかなか今日は思うように進まない。

すでに今日だけで70km近く走ってきたのだが、

今日のゴールの北見市まで、あと10km。

 

北見に近づくにつれ、交通量も増え、狭い路肩を歩いて進まなくてはならない場面も。

アップダウンも多く、かなり疲労も濃くなってきた。。

 

まだ3日目だというのに、

今日のゴールまであと10kmだけだというのに。

 

 

少しずつココロが折れてきてしまった。。。。。

 

 

 

そんな頃に。。。

 

 

坂の下から、ゲンキにいい走りっぷりでこちらへと坂道を登ってくるランナーが。

 

 

「小野さんでしょうか??」

 

 

なんと、ボクの応援のために、わざわざ北見から駆けつけてくれた、

池田さんというランナーの方が!!

DSC_0691

 

聞けば、2日前に100km走ったばかりだとのこと。

それで、キツい上り坂をゲンキよく走ってくるとは、タダモノではないっ!!

 

しばらく並走頂き、なんと今晩も飲みをご一緒してくれるとのこと。

しかも、地元のランナーも誘って頂けるとのこと。

 

これは嬉しい!

 

 

今晩の飲み会妄想したら、

 

 

とたんにゲンキでてきたよボク

( ・∀・)

 

北見の街に入ると、

今度は、道にてスーツ姿の境井さんという方が、ボクを待ち構えてくれていた。

 

汗だくのボクをオフィスにお迎え頂き

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ボクの本「マラソン中毒者(ジャンキー)」にサインも書かせて頂きました(`・ω・´)

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北海道横断マラソン中での「マラソン中毒者」サイン会で

 

またも、パワーチャージ(`・ω・´)ゞ!!!

 

ちょっとランの疲れで、サインのダイコンがかなり太っちょではありますが。。。

 

 

そうして、3日目、80kmを走り終え、ゴール!

3日間で、160.3kmだん!

いやーーー、タフだった!!!

 

今日は、80km走るのに、12時間近くかかってしまった。

明日以降も、

86km → 66km → 106km → 82km

と、かなり長い距離を走る予定。

しかも、さらにど田舎&峠越えをしていく予定。

 

今日の様子だと、朝4時に出発しても、暗くなってからゴールすることになりかねない。

そして翌朝もまた、朝3時台に起きて、出発することに。。。

 

 

これは、ちと危険だ。

 

 

というのも、これでは、

 

 

 

毎日楽しく飲めないじゃないか(´・д・`)

 

 

これはレースではない。

旅なのだ。

旅は、楽しむものでなければ。

 

よし。

 

コース変更だっ!!!!

 

日数と北海道横断は変えずに、

北海道の南側のエリアを避けて、まっすぐ横断するコースに。

 

Before

スクリーンショット 2014-04-29 07.45.13

 

After

スクリーンショット 2014-10-26 12.19.08

 

ちょうど、空きのある宿も確保できそうだ。

全体の距離は600kmから500kmに減るが、

その分、1000m強の大きな峠(石北峠)が加わる形に。

 

変更後の旅程

Day1 (4/29) 中標津空港から標津町:23.3km ← 済

Day2 (4/30) 標津町から知床斜里:57km(根北峠487m):80.3km  ← 済

Day3 (5/1) 知床斜里から北見:80km:160.3km ← 済

Day4 (5/2) 北見から湯の滝センター:42km:202.3km

Day5 (5/3) 湯の滝センターから層雲峡:52km:254.3km

Day6 (5/4) 層雲峡から旭川:72km:326.3m

Day7 (5/5) 旭川から美唄:78km:404.3km

Day8 (5/6) 美唄から江別から当別:54.5km:458.8km

Day9 (5/7) 当別-日本海-テレビ塔41km:500km

 

よし!これなら、毎晩飲めそうだ!!!

 

しかも、明日はたったの42kmで済む!!

 

ということで、日中、応援ランに駆けつけてくれた池田さんと共に

 

 

オホーツクビアファクトリーへ

DSC_0696

 

明日からの重荷が少し和らいだのと、美味しいビールと、

なにより池田さんはじめ沢山のランナー仲間に囲んで頂き、しっかりと呑んだくれ、

無事に3日目が終了したのであった。

 

つづく。実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた:その10「深層」へ

実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた(全16話):その10「深層」

北海道横断600km改め、500kmマラソン、4日目が始まる。

今日は、急遽予約が取れた小さな旅館まで、北見市から42kmの距離。

あいにくの雨なのだが、嬉しいことに昨夜一緒に飲ませて頂いた

現地のランナーの皆様が、朝から壮行ランにお付き合い頂けることに。

 

北見市の郊外で、現地ランナーのみなさんと別れ、淡々と走り続ける。

 

そろそろ電話会議の時間なのだが。。。。

 

立ち止まって電話会議するには、ちと寒い気温。

 

よい場所はないものだろうか。。。。

 

。。。。

 

 

 

あるじゃん( ・∀・)

 

 

 

これ以上ないってほどの、

電話会議場が。

 ↓ココ
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イマドキ、使っている人もめったに見かけなくなった公衆電話ボックスが

まさかこんなに有難い存在になるとは。

 

しっかり風雨に守られた環境で、

1時間ほど電話会議だん。

 

さて、またラン再開。

これまでの3日間160kmは、

常に補給ポイントを意識しながらのランだったのだが、

ここにきて、

常に人家はおろか、

コンビニや自販機が

(数キロ走れば)いたるところにあるではないか。

 

補給の心配などせず、ただ走ればいいのだ。

が、ある種、単調なランでつまらなくなってしまいがちななか、、、

 

 

 

キタ━(゚∀゚)━!

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道の駅「おんねゆ」

パネェっす( ・∀・)!!

 

道の駅「おんねゆ」に並ぶ複数の店舗で、

それぞれが競い合うように、複数のソフトクリームの模型をディスプレイしている。

北海道200km近く走ってきて、突如現れたソフトクリーム天国。

厳選な検討の結果、

頂いたのはコレ

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「深層水ソフトクリーム」↑

 

フツーに美味しゅうございました(。・_・。)。

この日は、周りに何にも無い温泉宿まで42km走り、

宿の中でおとなしく一人酒をかっくらいながらおとなしく就寝。

4日目、42km完走。計202.3km。

おやすみなさいました。

 

つづく。実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた:その11「脅威」へ