カテゴリー別アーカイブ: ネット全般

Wikipedia創設者が検索エンジン

このニュース、興味深いです。

グーグル独占にはさせない–Wikipedia創設者が挑む、オープンソース検索エンジンの世界

Wikipediaは、ネット上の誰もが編集可能な百科事典として、

Alexaランクで世界11位、日本でも12位と伸び続けています。

モバイルでは、一般サイトに明るい一部の方々には早くからWikipediaとケータイとの相性が良いと注目され

モバイルにおいても活用が広がりつつあります。

そのWikipedia創設者が、新たにオープンソースでの検索エンジン(Search Wikia)開発を行ってます。

Googleは、『Google自身』(が集める技術者)が「世界中の情報を整理する」として、

世界中に散らばるネットを中心とした情報をまとめ編集(検索可能)にしてますが、

Wikipediaは、情報の整理は『ユーザー自身』に委ねるというコンセプトであり

今回のオープン検索エンジンも『ユーザー(世界中の技術者)自身』がオープンな環境でエンジンを開発していくというもの。

一極集中(Google)が勝ち続けるのか、オープンなユーザー集合体(Search Wikia)が対抗軸になるのか。

ネットメディアでは、ポータルメディア(一極集中型)からユーザー集合メディア(CGM系メディア)にトラフィックが流れつつありますが、検索エンジンはどうなるのか。

個人的には、Wikiaの検索が、Googleが出てきた時と同じような新鮮なインパクトを与えてくれる期待もあります。

今後の展開が楽しみです。

ネットメディア企業に『技術力』は必要条件

最近よく感じるのですが、

IT力があってもネットメディアで大手になれないケースはたくさんあるものの

ネットメディアで大手になるには、ITの『技術力』は必須だ

ということ。

Yahooしかり、Googleしかり、mixiしかり。

大きなメディアを創る企業は、強固な技術リソースがある(いる)。

ネットメディア業界でのIT技術力は、

いわば電器メーカーでの商品開発技術力みたいなものでしょうかね。

電器メーカーの技術者は、広く社会に利用されるモノ(商品)にすること

ネットメディアの(IT)技術者は、広く社会に利用されるサービス(メディア)にすること

でそれぞれ自己実現をしていく。

ただ、世の中の多くの「広く利用される」モノやサービスを実現しているのは

非常に高いor革新的な技術力

よりも

技術をうまく利用する発想力を持ち合わせた技術力

の方が多いかもです。

(Googleは前者の例でしょうが)

そういったイミでの「技術力」こそ

ネットメディア企業に必要な条件と思います。

(リアルメーカーにとっても必須かもですね)

ITの場合は、とかくデジタル(バーチャル)なだけに、

技術力を高めるための技術が重視される傾向も見られますが、

本来はサービスとして広く利用されるカタチにするのがゴール。

当社もメディア会社として、実はそれなりの「カタチ」を実現化している

技術(者)が実はそこそこのレベルで集まってきていると思いますが、

さらに強化していきたいです。

ということで、カタチにすることに魅力を感じる技術者の方、採用は常に行ってますので是非!!

by 一応元技術者

気がつけばOrkutがすごいことに

いまさらかもですが

気がつけば、Googleが手がけるSNS Orkutが

この半年で急伸している模様。

サービス開始は2年ほど前で、当時

あのgoogleが「あまりのアクセスに一時休止した」というほどの人気だったようですが

ここ1年ばかりはあまり目だって無かったような。

Alexaを見る限りでは

Alexaによる、MySpace mixi Orkutのアクセス比較

半年前はmixi(世界ランク45位ほど by Alexa)と同レベルのリーチでしたが

いまや、MySpace(世界ランク5位)と肩を並べるほど。

Wikipedia情報では、アクセスの65%がブラジルだとか。

サイト見る限り

googleっぽく全然ないんですが、いまもGoogle運営なんでしょうか?

詳しい方、こっそり教えてください。

きたる?PLC

先週末あたりから、市場にPLCの製品が登場してます。

PLCとは Power Line Communications の略で

電力線(電線~電源のコンセントなどの線)を使ってデータ通信をさせる技術。

要は、電源をコンセントにさえつなげば、LANを差さなくてもネットができちゃう。

たとえば、こんな製品が出てます。

無線を妨害したりなど課題が多いようですが、

PLCモデムが小さなチップレベルまで発展すれば

世の中の様々な電器製品(たとえば信号機なども含め)のステータス管理や

On/Offの操作などまで、ネット上でできるようになりうるかも。

携帯電話網や無線LANだけでは全国津々浦々までカバーするのは難儀ですが

電線は既に全国に敷設されているので、これらが組み合わさると面白そうです。

ちょっとズレますが

電力自体を無線で飛ばす技術(データも電力も線いらず)

or

大気の水素-酸素から(ほぼ)永久に自家発電できる電池技術

などが発明され、常に電源の線が無くノートPCを使えたらノーベル賞ものかと。

ノートPCも携帯も充電いらずな世界なんて、生きている間に見てみたいですね。

トラフィックマップをゲットせよ!

メディアを拡大していくにおいて

ものすごい重要な着眼点として

「トラフィックマップをおさえる」ことがあると思います。

つまり、

ネット全体の地図をかいた時に、どこに交通量(トラフィック)が多いのか。

そこを押さえたうえで、次にそこからトラフィックを誘導する手法をひねり出しさえすれば

トラフィックを獲得することが可能になります。

逆に、この地図を考えずにメディアをつくると、

独りよがりでメディアとして失敗しやすくなります。

※もちろん、メディアの成功には、他にもサービスそのものの優位性や

exit先の確保も重要で、3輪で成り立つものと考えてます。

これまでも、例えばPCでは

Googleのトラフィックをうまく活用して伸びているサイトがたくさんありますし

そもそもGoogle自体も、トラフィックマップ全体への強力なナビゲーターだからこそ、

地図全体に影響を及ぼすトラフィックを確保しうる存在になっているわけです。

実はPCとモバイルでは随分とトラフィックマップが随分異なります。

また、「トラフィックの誘導手法」についてPCとモバイルで比較すると

どちらも「知恵」が重要なのはもちろんですが

PCでは、テクニカルな知識がより重要

モバイルでは、政治力or人脈がより重要

というのがこれまでの特徴かと。

が、ここ最近はモバイルのトラフィックの傾向に転換期が来ているかと。

モバイルのトラフィックマップの特徴については

またそのうちに書いてみようと思います。

Wiiいじってみました

遅ればせながら、週末発売されたWiiをいじってみての感想。

これ、結構いい運動になります。

週末は、リアルゴルフとWiiゴルフと両方やりましたが、

どちらもそこそこ汗をかきますね。

(もちろん、スコアはWiiの方が良いのですが。。)

と、まぁゲームとしても個人的には楽しめるのですが、

キモはWiiをつけたTOP画面のWiiチャンネル

まだサービス開始されてませんが、

「Wiiニュース」「Wii天気」といったサービスがデフォルトで用意されてます。

(ネット接続が必要です)

また、昔のファミコンなどのゲームをオンラインで買える「Wiiショッピング」なるものもあります。

(クレジットカード決済)

ちょっとしたポータルの要素を持ちえますね。

他にも枠だけ用意されていて、中身が空のチャンネルもいくつかあり、

今後ここにネットから新しいコンテンツを追加していく展開のようです。

ニンテンドーDSが国内で1000万台以上売れている ことを踏まえ、

仮にWiiが500万台(世帯分)が売れたとし(もっと売れるでしょうが)、

うちネット接続家庭が20%程(日本のブロードバンド普及は2005年で35%以上)だとしても100万世帯以上の

テレビ+ネットポータルを抑えることになりますね。

子供ら世代に大ブレイクしてる

ムシキングやラブandベリーのカードゲームの類が

リアルのカードに加えネットからバーチャルな「ワザ」や「洋服」など(のカード)をダウンロード購入させたりはじめると

ニンテンドーは一気にオンラインゲーム市場でも圧倒的覇者になりそうです。

※ラブandベリーご存知ない方は、ショッピングセンターやデパートなどのゲームコーナーで

 必死にお金をつぎ込んで戦っている母親&娘軍団を観察してみてください。

 1枚100円のカードだけで、2億枚売れているそうです。

ネット市場の10年後は、これらに当たり前に触れている子供らが支えていくので

これらのユーザー感覚には近くいないと、取り残されていきそうです。

今度、wiiをエサに姪と遊んでもらって、いろいろ教えてもらいます。。。

来月から7円強加算

9月頃に記事をエントリーした

ユニバーサルサービス制度

について。

119や110などの公共性の高いサービスを全国網羅するための費用を

固定電話や携帯電話会社が負担する、という制度。

この負担をユーザーに課すのか否かについて、

各携帯電話会社がいよいよ来月から、上記の負担分を各ユーザーに課金すると発表してます。

1回線あたり7.35円/月が、あなたの使っているケータイでも家の固定電話でも加算されます。

ところで、最近知ったのですが、IP電話だと110や119が使えないケースが多いそうな。

(480万契約を持つBBフォンでもデフォルトだと使えないようです。BBフォン光だとOK)

が、IP電話でも、この7円強負担は課せられます。

ほぼ、税金に近いですね。

将来的には、インターネットを全国津々浦々、一定水準以上の通信速度で提供するために

インターネット税やらユニバーサル制度的なもの(プロバイダに月額いくら追加で払うなど)が

やはり出てきてしまうかもです。

あわせて、ネットの利用やサービサーに対する法規制や許認可的な発想も生まれてきそうですが、

ひょっとすると、ネットの自由度もここ5~10年までになってしまうかもしれませんね。

ニンテンドー Wii

この話題、あえて、「ネット全般」のカテゴリに記事を書いてみます。

明日、ニンテンドーWiiが発売されます。

半日で40万台が完売の予定とか。半日で100億円也。

Wiiって何か知らない? って方は一度YouTubeにUPされている動画を見てみてください。

http://youtube.com/watch?v=FaUvbncE3Gk

僕の周りにいる、普段ゲームに興味が無い友人でも、

「ちょっと欲しいかも」

と思えるような、革新的な商品と思います。

競合商品として、ほぼ同時期に発売されたプレイステーション3とよく比較されますが、

Wiiがビジネス的に圧勝すると思います。(多くの人がそう見ているでしょうが)

PS3(20GB) : 49、800円

Wii : 25、000円

という単純な値段比較に留まらず、

・プロモーション戦略のうまさ

 WiiはYoutubeで、タダプロモを随分行ってます。

・ネーミング戦略

「Wii」という斬新な商品名にし(最初は批判が多かった名前ですが)、中身の斬新性アピールにつなげた一方

PS3は「3」なので、マイナーバージョンアップくらいにしか感じにくい。

・ターゲット

ひたすら映像のキレイさやハードウェアのアピールをし「コアユーザー」向けに走るように見えるPS3に対し、

Wiiはいままでに取り込めてない層(老人や非ゲームユーザー)まで取り込みうる商品になっている

など、Wiiの戦略はマーケティングにおいて非常に参考になる事例がたくさんあるように感じます。

※PS3はハード選定などにおいて親会社からの制約に振り回された分、不幸ではありますが。。

それにしても、ニンテンドーの商品は先日発売され大ヒットしている

オンラインで遊べるポケモンDSなどの動きも含め、

ゆっくりながら着実にネットのトラフィックを奪いに来ていると思います。

5~10年後には、オンラインゲームもSNSもかなりのシェアが

ニンテンドーのプラットフォーム上に奪われていたり、

各PCサイトは、ニンテンドー製ブラウザからのアクセス対応を重視する日が来るのでは。

(ちなみにPS3の20GB版には無線LANが付いてませんが、Wiiには標準搭載されてます)

昔、トランプや花札を作っていた会社が、ここまで革新を続けられるのは、

見習うべき、すごいことだと感じます。

そんな小野は、あらゆるルートを駆使して、


すでにWiiの確保に成功しました。


週末が、楽しみです。キラキラ




が、リモコンがもうひとつ欲しいのですが、まだ確保できてません。。。


一人で遊びすぎて、家庭内経済制裁にあわないようにせねば。。。あせる

NILSに行ってきました

21,22日と

グロービス小林さん主催の

NILS(New Industry Leaders Summit)に参加するため

当社社長の外川らと共に宮崎に行ってきました。

NILSは今回で3回目の参加ですが、今回は270名ほどの参加者で

百度のCEOのLiさんやソニー最高顧問の出井さんまでスピーカーで登場するなど

豪華な内容。

今回はモバイル関連のセッションは少なかったのですが

DeNAの守安さん、インデックスの大森さんとともに

モバイルサービスの今後についてのセッションにて小野もスピーカーをさせて頂きました。

個人的に今回のNILSで最もインパクトを受けたのは、

Linden Labの セカンドライフ

PC系の世界ではすこぶる有名なようですが、恥ずかしながら僕が知ったのはごく最近。

セカンドライフは現在160万人ほどが登録する無料のサービスで、

オンラインゲームとも異なりユーザーが世界を創出し続けていけるバーチャルワールド。

Linden Labが提供が提供しているのは、海と土地(草原)だけで、

その上でユーザーが独自に建物を立てたり、自動車を開発して運転したり、

楽器を開発し、オンラインユーザー同士でバンドを組んだり、

物の売買をしたり。。。

すべて、ユーザーが独自に世界を形成していっています。

ビジネスモデルは、

ユーザーがセカンドライフ上で新たな土地が欲しい際、Linden Labから購入する際の収益と

ユーザーが保有するセカンドライフ上の土地への固定資産税(笑)の収益だそうな。

リアルマネーとセカンドライフ内の通貨との売買もオフィシャルに行われており

土地の売買の様子や通貨の流通量などもサイトで公開されています

さらにすごいのが、

通信社のロイターがセカンドライフ内にて支社を開き、

セカンドライフ内に起きているニュース(どんなライブがあった、誰がなにを開発したなどなど)を取材し報道していたり、

あのIBMやSunなどまでが、セカンドライフ内に会議室を作り研究開発を行っているだとか。

世界的な大手企業までもが、真剣な取り組みをするほど注目をされているようです。

これは、ちょっとした新興文明のようなカンジでしょうか。

日本語版ももうすぐでるようですが、さっそく週末にでもダウンロードしてみたいと思います。

世界のネットメガトレンド?

Alexaの「世界のサイトランキング」 をふと眺めていて

現在の世界のネットのメガトレンドは

「コミュニケーション」とあらためて実感。

上位10サイトとトラフィック傾向(あくまでAlexa情報)

1位 Yahoo(US) ・・・ トラフィックの半分はメール

2位 MSN ・・・ トラフィックの8割はメール

3位 Google

4位 百度(バイドゥ) ・・・ 中国No.1検索サイト

5位 QQ ・・・ 中国No.1チャットサイト

6位 MySpace ・・・ US No.1 SNSサイト

7位 Windows Live ・・・ トラフィックの5割以上はSNSとメール

8位 新浪(シナ) ・・・ 中国No.1ポータル

9位 YouTube

10位 Yahoo(日本)

Googleと百度は純粋な検索ニーズのようですが、

それ以外の1~7位サイトはメインがコミュニケーションツールとしての使われている様子。

ちゃんと検証できてませんが、

数年前はここまでコミュニケーションユーズの比率が高くは無かったのでは?と感じます。

(もちろん昔からメールはさかんでしたが、webでは情報取得ニーズのシェアがもっと多かったのでは)

このAlexaのデータには、メールそのものや、

スカイプやMSNのようなメッセンジャーのトラフィックは勘案されてませんので

世界中のネット網を駆け巡っているパケットは、かなりのシェアで「コミュニケーション」に費やされているのでしょう。

SNSは「コミュニケーション」のあり方に、ひとつ新しい観念を提供し大流行しましたが、

まだまだコミュニケーションを皮切りに新しいサービスのあり方が作れそうです。