前へと、進め。怯むな。腐るな。凹むな。〜起業家のタマゴ達へ(自分含む)〜


 

たまには、仕事の話を。

やっぱり、長いっス。

 

ボクの仕事は、ベンチャー投資/育成。
(職業=ランナー ではございません(`・ω・´)ゞ)

 

まだ世に無いサービスや事業を生み出しうるベンチャー企業/経営者に投資し、

時に自ら経営参画して育成し、未来に新たな価値を生み出していく仕事。

 

グルーポン・ジャパン(旧クーポッド)創業をプロデュースし、自ら経営陣として加わり立ちあげたり、

まだソーシャルゲームが無い時代ながら、中国のソーシャルゲーム会社のRekooに投資をし

日本法人を自ら社長になりつつ立ちあげ、サンシャイン牧場等、第一世代のソーシャルゲーム市場の立ち上げに貢献したり、

完全ゼロベースからジモティーを立ち上げ、自ら社長になりチームを集め、

新社長を採用したりなどなど(今も、もちろんイロイロ仕込中)。

 

もともとといえば、ベンチャー投資家ではなく、

ボク自身がベンチャー経営者だった。

 

正確に言うと、経営者になろうとしてなったのではなく、

初めてiモードを知った時、「どこでも誰でもインターネットに繋がれる」衝撃に感動し

即座にiモード端末を買いに走り(大学院生のボクにとってはかなりの投資だった)、

モバイルサイトを作ってみたのが最初のキッカケ。

 

最初に創ったモバイルサイトの居酒屋検索サイトは、

「渋谷で大勢で2次会に入れるお店を走って探さなくても、手元の携帯電話で検索できる」

という「あったら、スゴい便利」な、いかにも学生的なニーズから創った。
(かつ、当時運動ゼロだったボク自身も、店を探すのに走らなきゃなのはイヤだった(´・д・`))

同様に「あったら、スゴい楽しそう」な理由で、ゲームが遊べるモバイルサイトを創ったりして、

結果的に、(当時としては)非常に多くのユーザーに利用してもらえ、雑誌にも何度か掲載頂くほど。

 

 

そのうち(ようやく)気づいた。

 

「多くのユーザーに楽しんでもらって嬉しいけど、サーバーコスト増えていくだけの、これって金食い虫なだけじゃん(´・ω・`)?」

 

最初は「自分のモバイルサイトに(PCサイトでできているように)広告張って、サーバー代くらいは稼げるようになりたい」という、自分だけのニーズだった。

 

それがいつしか、

「世の中のモバイルサイト運営者も、モバイル広告で食えるようにできるのでは。

ってか、モバイル広告って、いままでにない価値を広告市場に提供できるんでは?」

そう勝手な妄想を膨らますようになった。

 

 

そんななか、ひょんな縁で

出来立てホヤホヤながら「売上も従業員もほぼゼロ」だったシーエー・モバイルに出逢い、

即決で転職。当時はただのヒラ社員(かつ、最初の正社員)。

 

妄想を実現にすべくモバイル広告市場を立ちあげ、

情熱を注いでいったら(ぜーんぜん広告市場のコトなんてわかってなかったのだけど)

気がついたら、自分は取締役として会社の経営を担う立場になっており、

シーエー・モバイルもモバイル広告市場のリーディング会社へと育っていた。

 

さらに、「広告市場育てるには、よいメディアがもっと要るでしょ」とモバイルメディアを多数創出したり、

「PCでもコマースできるんだからモバイルでもできたらもっと便利でしょ!」とモバイルコマースサイトを自らプログラム書いて立ちあげたり、

後発ながらモバイル課金コンテンツなど事業を広げていっていったり。

 

そうしていたら、

売上も社員もほぼゼロだった会社が、

8年間で年商180億円、従業員500人ほどの会社へと育っていた。

 

 

それがスゴいだろとか言いたいのでは決して無くって
(ぶっちゃけ、自分としてはもっと桁違いにインパクトある事業やサービスを創りたい)

 

ただ自身が信じるままに、「こんな未来が欲しい」と情熱を注いでいたら、

気づけば「ベンチャー経営者」になり、実現する側に回っていた。

 

という事実。

 

 

「経営者になろう」と思ってなったというより、

「実現したいコトを、形にしたい」と思って動いていたら、結果的に、実現しやすい立場としてそうなってただけの話。

 

 

「実現したいコトを形に」しようとする間、当然ながら、

多くの人達から「いやー、それはダメなんじゃない?」とか、

抱えてる課題への解決策になると信じて提案したクライアントから「求めてないし、そもそもニーズあるの?」とか

喜んで価値を感じて貰えると信じて提供したユーザーから「こんなモン創るなバーカ氏ね」とか

2ちゃんねる上はもちろん、時には社内などからもダメ出しや反対すらされたのは多々。

 

で、実際、失敗したコトも多々。

 

 

「信じる『実現したいコト』を、たとえ失敗が多かろうと、よりチャレンジできる場が欲しい」

そう思っていたら、ひょんな縁があって

インフィニティ・ベンチャーズの立ち上げを行い

ベンチャー経営者から、ベンチャー投資/育成へと軸足を変えて今に至っている。

 

 

もちろん、ベンチャー経営者から、ベンチャー投資/育成へと移ってからも

失敗は多々あるし、まだまだ自分で満足できる結果には程遠い。

 

 

でも、

「実現したいコト」に向けては、過去よりも着実に近づいているように感じてる。

右往左往したり七転八倒しながらだし、ゴールは遥か彼方で見えないくらい遠いけど。

 

 

この数日間、僕らインフィニティ・ベンチャーズとして主催している

インフィニティ・ベンチャーズ・サミット(IVS)で、700名ほどの国内外の様々な経営者や

投資家などに触れ、沢山の刺激や知見を(主催側ながらも)得ることができた。

 

その中でも特に、自分たちの投資先ではあるのだけれど、

「誰でも数分かつ無料で、プロなみのウェブサイトを創れる」サービス

Strikingly(ストライキングリー)

の経営者Davidからは、

非常に多くの刺激や学びを得た。
(彼はまだ23歳ながら!
当然、コチラもそれに見合うバリュー以上を返すべく、負けずに動いていくのだけど!)

 

Davidが、Yコンビネータのプログラムでダメ出しされて落ちても

実現したいコトを信じ、結果Yコンに「中国からの発案件」として採択され、

サービスを順調に拡大している姿を観て、

ボク自身も改めて、気づいた。

 

「それは、自分が実現したいコトなんだろ?

だったら、誰よりも自分が実現へと突き進んでいくべし」

 

という原点を。

 

自分も、少しずつながら、そうやって今に至っているコトを。

 

一方で、多くのベンチャー経営者や起業家のタマゴへ、言いたい。

誰より、自分自身へ。自戒を込めて。

 

 

怯むな。腐るな。凹むな。

前へと進め。

 

 

たとえ自分より経験豊富(に見える)経営者などに、何を言われても怯むな。腐るな。凹むな。

君の実現したいビジョンが大きいほどに、この先受ける荒波も大きいだろう。

 

実現したい夢に対し、ケチをつけられたぐらいがなんだ。

 

ケチを言うヤツが、成功している(ように見える)センパイ経営者だろうが、

自分の実名をあげてまでdisってくる2ちゃんねるユーザーであろうが、マスメディアだろうが。

 

それがどうした。

 

君が描く「変えたい未来」や「実現したいビジョン」がホンキならば、

その程度で、怯むな。腐るな。凹むな。

 

誰にもできそうにないゴールを目指すから、ハードルも高くなるのだ。

ハードルなんぞ、「いいトレーニングありがとう!」さながら飛び越えてナンボだ。

誰でもできそうなゴールを目指すならば、君でなくても誰かがやるだろう。

だから、

その想いがホンモノならば、

ただ、

 

前へと、進め。

 

 

というコト。

 

 

気づけば、ボクはランナーとしても、同じコトをやってきているじゃないか。

そして、35年間運動ゼロ&運痴ながらランを始め、

やれ砂漠250kmやら北極やら南極やら日本横断520kmマラソンやらにチャレンジし続けている。

 

そういったチャレンジへ走り続けているコトでも、

 

怯むな。腐るな。凹むな。

 

前へと、進め。

 

といったマインドも、少しずつながら、育ててこれているハズじゃないか。

 

ということで、自分も改めて、自分に言い聞かせ、前に進んでいこう。

 

ひとまずお腹すいたので、ランして朝食食べに行こう(`・ω・´)ゞ 。

前へと、進め。怯むな。腐るな。凹むな。〜起業家のタマゴ達へ(自分含む)〜」への4件のフィードバック

  1. 木村 友哉

    はじめまして。
    法政大学キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科、田中研之輔ゼミに所属している木村友哉です。
    月曜日に田中研之輔ゼミで、小野さんのお話を伺えることをとても楽しみにしています。
    ブログを拝見させていただいて、小野さんの前に進む力の強さをビリビリと感じました。
    私は、学生生活の1週間の中で多くの時間を費やしているアルバイトの時間をどうにか有意義に使いたいと感じ、自分の特技である社交ダンスを生かしたダンスパーティー1週間に1度開催し、そこから生活費を得ています。
    ダンスパーティーを開催しようと思ったきっかけは、そういった単純なものですが、自ら企画、運営し、その楽しさを感じるうちに、起業することに興味を持ち始めました。
    私は、起業するノウハウ、リスクなどなど全く知識がありません。
    ぜひ、小野さんに起業とはどういうものなのか、お話を伺いたいです。

    返信
    1. hiro876 投稿作成者

      木村さん、コメントありがとうございます。月曜の田中さんゼミでの講義でお会いできるの、楽しみにしています!

      返信
  2. ぴょん吉

    Twitterから来ました。
    読んで、がんばろうと思いました。ありがとうございます。

    私も起業をしたいという思いがあり、いままで出来る限りの人にやりたいことを話し続けてきたのですが、
    「無理だよ」とか「どんなにリスクが高いかもう一度考えなさい」とたしなめられていました。
    しかし、今日やっと一人の賛同者にめぐりあうことができ、その後Twitterをのぞいたら
    小野さんのブログ記事があったのでした。

    今日の締めくくりが本当に勇気づけられるものになりました。
    感謝です。

    追伸:この記事のタイトルは、凄く心に響いて印象にのこります!

    返信
    1. hiro876 投稿作成者

      ありがとうございます。賛同者、ありがたいですね。ボクもいつも仲間に支えられてます。

      返信

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