川の道520km完走記:その4「170kmランはウォーミングアップです(´・ω・`)?」


いよいよ、その朝がやってきた!!

2013年4月30日(火)9時

川の道520kmのスタートだ。

これから、一体どんな道が拓けていくというのか。

不安は残っているけど、何より期待に胸が高鳴る。

しかも、今回は、実に充実したサポート部隊まで付いてくれることに。

68495_532594166779822_1683079641_n同じトライアスロンチームの三河まさふみちゃん。

まさふみちゃんが音頭を取って仲間を集め、東京から新潟まで車で並走しながら、

僕らランナーへの「移動私設エイド」を申し出てくれた。

 

270952_534582326581006_1687744700_nエイドでの準備品も超充実のラインナップ。

さすが、同じウルトラランナーならではの配慮です。ありがたい( ;∀;)!!!

 

 

そして、もう一人、長野に住む長谷部さん
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彼はこの1月に、僕の南極100kmマラソン報告会に駆けつけてくれた時に初めて会ったばかりなのだが、

その際「川の道の途中ポイントの、長野でぜひ応援に来てよ!」と軽ーいキモチで声をかけたら、

なんとスタート地点の東京まで長野から車でやって来て、新潟まで並走してくれるとな。

 

2台も車引き連れるって、贅沢杉じゃね(´・ω・`)??

こりゃ、何が何でも完走せねば(;・∀・)。

 

そして、いよいよスタートの時間が迫ってくると、

仕事前にも関わらず、応援に駆けつけてくれる人たちが続々と。

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左からサポート部隊のまさふみちゃん、長谷部さん。
高校センパイで同じくウルトラランナーの鍋谷センパイ。
今回一緒に川の道に挑む鉄平ちゃんと僕(ウサギ帽子)。
砂漠マラソンの事務局もしている「砂漠の姉さま」ことサンディー近藤さん。
サポート部隊として後に合流予定ながらスタートにも駆けつけてくれた近藤みづきちゃん。
そして、写真を撮ってくれている、橋本あづねぇさん(ランで駆けつけてくれた!)。

 

 

なんてありがたいんだ( ;∀;)。

こりゃ、這ってでも完走せねば(`・ω・´)。

 

そしていよいよ9am、葛西臨海公園を出発してレーススタート!

 

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なにせ、道のりは遠いのだ。みんなゆったりとしたペースで走りだす。

途中、何名かのランナーに「南極走った小野君かね?」「アタカマ砂漠走った小野君かね?」

と声をかけて頂く。

その辺でフツーに走っているランナーの殆どは、僕より遥かにスゴいキャリアを積んでいるスーパーランナーばかりなハズなのだが、嬉しいやら恐縮するやら(´・ω・`)。ありがたいコトです。

 

まずは、最初のチェックポイント(CP)まで35.7kmあるのだ。

それまでは、走る前のストレッチすら始まってないレベルである。

 

初日(?)の僕の目標。

170km先の最初の宿泊ポイントに27時間以内でたどり着く

コト。

もちろん、寝ずに走り続けて、翌昼の12時到着が目標。

 

 

若干、アタマの感覚がオカシくなりそうなのだが、

それでもまだ1/3すら到達していないポイントなのだ。

 

170kmなんて、まだウォーミングアップのレベルである。

 

とにかく、のんびりリラックスして行こう。

先は長すぎる。

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途中、一緒に並走させて頂いた杭本さん。

非常に安定した走りに、「タダモノでは無い。。。」とイロイロお伺いしてみると、

 

なんと、66歳とな!

 

50代になってからマラソンを始めたとな。

しかも、100kmマラソンのベストが8時間30分台。
(ちなみにボクはようやく9時間50分台)

なんなら、萩往還250kmの部で5位になったり、チャレンジ富士五湖等の大会で年代別で優勝経験もあるとな。

 

杭本さんのコトバは、本当に重みがある。

「やれば、できる」

「諦めなければ、必ずできる」

「誰もがしそうもない所で頑張ってこそ、差が生まれる」

「なかなか伸びなくても、毎日継続して努力していれば、必ずふっと伸びる瞬間が来る」

 

 

イチローが言っていたコトバで、感動したコトバに
言葉とは『何を言うか』ではなく『誰が言うか』に尽きる。

その『誰が』に値する生き方をしたい。

というものがある。

 

まさに、杭本さんのような、歳に関係なく実績をだした方だからこその、

非常に含蓄のあるコトバ。

すげーパワーを頂く。

 

オレ、一切言い訳できないよね(`・ω・´)ゞ
もっと、やれるハズだよね

 

とは言っても、ココでアホみたいにダッシュし始めた所で、

520km完走が近づくどころかむしろ遠ざかる。

 

なにより、ただ安定してフォームやペースを維持することに集中。

そうしているうちに、最初のチェックポイント(CP)に到着


CP1 戸田市、彩湖畔 35.7km
30日 13:10 (スタートから4h10m)
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おソバmgmg!ウマいぜっ!

まだまだ、ストレッチが始まってすらいないレベルです。ゲンキでございます(`・ω・´)ゞ。

 

「川の道」だけあって、最初しばらくはずーっと河原や川の近くを通って行く。

そして、東京から埼玉に入っていくについれ、だんだんと

「随分、田舎に来たんでないかい?(´・ω・`)」

という風景が出てくる。

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踏切の向こうには、トラクターが。。。

東京湾からたかだか40km(「たかだか」という距離ではないのだけど、完全麻痺してるw)来ただけで、こんな景色に出逢えるのだ。

 

そうしてCP2到着

CP2 さいたま市、新上江橋東側 49.6km
30日 14:53 (スタートから5h53m)

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はい、CP1とポーズ被ってるし、喰ってばっかりだし(´・ω・`)。

ちょっちペース早いかな?でも、まったくもって疲れを感じてないし。悪くない出だしかも。

 

ヒトってのはオモシロいもので、

「10km走ろう」と思うと、10kmの距離がキツいものに感じる。

が、「100km走ろう」と思うと、「たかが10kmなんて」と感じられる。

520km走ろうと思うと、50kmなんて走ってもいないレベルにカンジられるのである。

何事も、常に目線を高くもつというのは、ホント重要である。

 

そしてひたすらにのんびりCP3へと向かう途中。。。

後ろから、やたらにペースのよいランナーの足音が。。。

「このペースは、さすがに川の道520kmのペースじゃないよな。

でも、足音的に、タダモノではないハズだ。」

 

 

「おのさーん」

 

聞き覚えのある声が!

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なんと。砂漠250kmランナー仲間でスーパーランナーの樺澤さんが!

小野「樺澤さん!なんでココにいるんですかw!?」

樺澤さん「いやー、戸田の家にいて、近く走ってると気づいて追いかけてきた。

熊谷まで一緒に行って、電車で帰ろうかなって。」

 

えーと、樺澤さん。めっちゃ嬉しいのですが、

戸田から熊谷って、40km以上ありますからwww

 

さすがは、川の道である。

走る方もだが、応援に駆けつけてくれる方も、スケールがどうかしているw。

 

しかし、誰か話し相手がいるというのは、本当に心強い。

一気に時間が経っていく。

そして、順調に、CP3へ。

 

CP3 吉見町、桜堤公園入口 65.6km
30日 16:51 (スタートから7h51m)

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エイドでもウサちゃんいたぜっ!鼻の下なんて伸びたことないぜっ!

 

まだまだ、ストレッチが済んでないレベル。

体調も脚も極めて快調。ペースはちと良すぎカモだけど、ダメージが出るペースでは全くない。

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途中、コース上に、こんな嬉しいメッセージが。

そして、CP3から10kmも無いCP4へ。

 

CP4 鴻巣市、大芦橋南西側 74.5km
30日 18:06 (スタートから9h06m)

元々設定していた「野心的目標タイム」より30分以上稼いでいる。

悪くない。カラダも、全くフレッシュだ。

「こりゃ、なかなか( ・∀・)イイんじゃないかね?」

 

まぁ、「そんなワケないだろバーカ」的仕打ちが、

ようやくウォーミングアップを始めだすとは、当然ながら気づけてないのだが。

つづく

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