【南極100kmマラソンへの道】その7「ほぼずっと、『一人100kmマラソン』」


読者の皆様の中には

そろそろ憤りを感じている方もいるのではないか。

「オレは、マラソンの話を読みに来たんだ!

いつになったら、マラソンの話になるんだっ!o(`ω´*)o」

そんなアスリートの方々の為に、

一旦、今回のレースについて、振り返ってみよう。

今回ボクが参加する

Antarctica (南極) Ice Marathon

には、

ハーフマラソン
フルマラソン
100kmマラソン

の部が存在する。

どんなコースかというと、

こんなカンジ

25km1周(青点線)を4周回するドMコース。
※フルマラソンは(青点線1周+オレンジ点線1周)

一度でもウルトラマラソンを走ったことがある方なら

経験があるかもしれないが

ゴール地点を通過して、またそこからスタートするのは

精神的にかなり来るものだ

それを、今回は3回も繰り返すことになるワケだ。

なかなかじゃねーの(・∀・)

100kmマラソンは、肉体以上に精神力との闘いである。

日本でも、実にたくさんの100kmマラソンがあるのだが、

多くの100kmマラソンで、

参加者の平均年齢は4-50代

6-70代の方でもスタスタ完走してしまうのは

肉体よりも精神力が重要であることの証拠である。

通常の100kmマラソンの制限時間は、

だいたい14~16時間。

ほとんどの選手が、10時間以上かけてゴールにたどり着く。
(ちなみに、ボクのベストは10時間23分)

それほどの長い間、

選手の精神を支えるものとして

1. エイドステーション(通常、約5km毎)のスタッフの応援

2. 沿道の温かい応援

3. 同じ闘いに挑む、選手どうしとの交流

3大要素があると思う。

さて、今回の100kmマラソンに話を戻し、

この3大要素と照らし合わせてみようではないか。

そもそも、今回の南極100kmは制限時間が24時間

事実、過去のレースでは20時間以上かかっている選手も何名かいる。

通常の100kmマラソン以上に長く耐え続ける精神力

必要なのは、言うまでもないだろう。

それだけ、3大要素が重要になってくるハズだ。

まずは1つめ。エイドでの応援

今回のコースは、25km一周。

一応、8km毎にエイドステーションがある(らしい)。

8km走るのには、100kmのペース+雪道だと、1時間程はかかるだろう。

つまり、

最低1時間はエイド無しで、飲まず食わずで走り続ける

必要がある。

しかも、エイドステーションに24時間スタッフがいてくれるなんて思えない。

誰もいないか、いても既に凍っちまってるかもしれない

 

次に、2つ目。沿道の応援

もちろん、25km毎のスタート/ゴール地点以外には、

コース沿道に人なんて立っているハズがないだろう

もし沿道に立って手を振ってくれている人が見えたとしたら

それは

アッチの世界から手招きしている人

かもしれない。

そっちは逝っちゃダメだ。
「とはいえ、カワイいペンギン達が応援してくれるんじゃね?(・∀・)」

うん。調べてみた。

「レース地点は南極点に近い内陸のため、

寒すぎてペンギンすら生息していない地域」

だそうだ/(^o^)\。

そして、3つ目の要素「他の選手との交流」

今回の旅程では、

南極滞在2日目に先にハーフとフルが行われ、

4日目に100kmマラソンが行われる予定である。

つまり、ハーフとフルの選手同士は、お互い出逢う可能性があるが、

100kmマラソン中は、100kmレース以外の選手とは出会わない。

そして、思い出して欲しい。

毎年、100kmの参加者は3~5名しかいない

という事実を。

なにせ、25km一周である。

下手したら、

スタート~ゴールまで他選手と一切すれ違わない

可能性すらある。

つまり、100kmマラソンで大事な

「選手の精神を支えてくれる3大要素」など

なに一つも期待できない

ってコトだ。

レースっていうより、

ほぼずっと、

「一人で勝手に100kmマラソン」しているのと、

大差ないではないか。

なかなかじゃねーの(・∀・;)

べつに、ビビってなんか、いないし。

産まれてこのかた、

ビビったコトなんて、

ないんだし(´;ω;`)ウッ…。

つづく

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