Day4:ゴビ砂漠250kmマラソン完走記


■Day4:ステージ4
ステージ名:”Into the Dunes”(37.3km)
コース標高:-100m~ -150m
やっぱ、眠れない(´・ω・`)。
ってか、夜も暑すぎる。
もともと何時でもどこでも眠れるタイプなのに、なんて考えながら、
気付くと起床時間の朝3時。
ここからバスで3時間移動して、スタート地点の、砂丘に向かう。
なので、お湯を使ったゴハンを食べられるのもこのタイミングのみ。
急いでゴハンを済まして、移動のバスへ。
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まだ、真っ暗。
そしてバスでコトコト揺られて3時間。
キタ━(゚∀゚)━!
いよいよ、「That’s 砂漠!」な砂丘群。
$Keep Challenging
今日のステージ4をクリアすれば、後残りのステージは2つのみ。
明日のステージ5はオーバーナイトでDay5とDay6をまたいで行われ、
最終日Day7のステージ6は、
オマケの11km程度のウィニングラン。
そう、このステージ4を無事にクリアすれば、完走は近いだろう。
スタート前に、高まるテンションの中、
今年3月のアタカマ砂漠250kmを親友のしゃな( @LS_jp )と共に完走したAliとツーショット。
$Keep Challenging
彼は病気を抱える娘さんの為にも、アタカマに続き、このゴビを走り、
来年の南極(※)へアタックする、心身ともに素晴らしいランナー。
(※)南極は、アタカマ、ゴビ、サハラに続く、”The Last Deserts”『最後の砂漠』。
4 Deserts(4つの砂漠)シリーズの終着点。
南極以外の2つを完走しないと、南極へ行く権利はもらえない
そうして、ステージ4がスタート!
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ひたすら、砂丘の登り降りが続く。
そうだ、僕はこんな世界を、見てみたかったんだ。
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時間が立つにつれ、選手を抜く機会も増え、
徐々に足跡の数や、周りの選手の姿も減っていく。
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そして、
徐々に前後の選手との距離が空き、誰も見えなくなっていく。
見えるのは、ひたすらな砂漠と、コースを示すピンクのフラッグのみ。
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孤独や暑さで精神的にツラい時ほど、アホな自分撮りが増えていくw
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行動食の昼食をmgmg
そうして、
コースの方向を示すピンクフラッグが、、、
だんだん見えにくくなっていく。。。
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↑見つけられますか?
中央左上に、チラっと見えます。
風向きによっては、自分に旗がなびいてて全く見えませんw
気温もいいカンジに上がってキタ━(゚∀゚)━!
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砂漠を進むと、突如公道を横切る
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そこには愛嬌たっぷりの警官達がいて、僕を取り囲み写真をせがまれました
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もちろん、この写真の後
「写真モデル代10元(130円程)よこせ」
と冗談?を言われましたがw
カネなんて持ってるワケないYO!
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この日は暑さもハンパなく、体力の消耗が早いのか、珍しくコース中での食事が増える。
もうひとつの行動食、自分製ナッツミックスもmgmg
そして、この後事件が。。
この時点で僕の前後には全く選手の姿は居なかったのだが、
突如後ろから猛ダッシュで僕に追いつく選手の影が。
普通に歩くだけでも大変な状況なのに、走ってくるとは。。。
と後ろを振り向くと、なんと、そこには、
日本人No.1ランナーの樺澤さんが。。。
樺「ぉのさん。。。。スポーツドリンク、、もらえるかな・・・?」
小「も。もちろんです!どど、どうしたんですか???」
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なんと、樺澤さん、
命と水の次に大事な塩タブレットを、どこかで落としてしまったとのこと。
樺澤さんも、前後に選手の姿が見えない状況で、
たまたま前にいた僕にたどり着くべく、ダッシュで来たとのこと。
40℃を超える環境下で、塩を無くす危機の中、
樺澤さん「次に来る選手を待っても良かったけど、いつ来るかわかんないから。。命が懸かってたから(ダッシュで僕に追いつきに来た)ね・・・」
スポーツドリンクを飲んでもらったあと、
僕もたまたま2袋余裕があった塩タブレットを樺澤さんにプレゼント。
小野「3袋持ってきていて、1袋で楽勝だから、実は残り2袋を昨夜捨てちゃおうかと思ったんですよw
良かった!」
数十グラムでも荷物を減らしたい、砂漠レース。
でも、何が起こるか分からないのも砂漠レース。
念には念が、命を繋ぐ。
樺澤さんに、完走後ビールをご馳走してもらう約束をしながら、二人でゴールへと向かう。
そして、こんな事件だけじゃ、砂漠は許してくれない。
今度は、次に進むべきピンクフラッグが、全然見当たらない!
$Keep Challenging
全くフラッグが見えませんが、この方向が行くべき正解でしたw
樺澤さんと二人で、懸命に探す。
$Keep Challenging
でも、やはり二人だと、次のフラッグの発見が早い。
お互い、次のフラッグを見つけ合いながら、何とか前に進む。
樺澤さんの塩タブレット事件が起きずに、僕一人だったら、どれだけ恐怖だったろう。。。
この時点で、気温は43℃
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しかも、足元は、シューズの底を突き刺さる植物がワンサカw
$Keep Challenging
走るとか、そもそも歩くのも痛いよママン(´Д⊂ヽ
そんな困難も二人で進み、何とか二人でゴールへ。
ゴール後、樺澤さんはしばらく倒れこんでしまう。
塩タブレット事件からのダッシュ含め、よほどの想いをしてきたのだろう。
そして、この日、後に大きな災いとなるとも知れず、
左足の中指の先っぽに、小さな足マメさんが生まれました。
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小さかったので、自分で処置してテーピングで安心。
大丈夫、右足親指に比べたら、全然痛みが無い。
その後、樺澤さんも、ゲンキに回復。良かった!!!
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この日は、キャンプ地に、カワユいランナーの訪問者が。
$Keep Challenging
わかりにくいですが、テントのロープに右に見える、赤いの、
サソリ君です。
ヤツら、めちゃ、走るの速い。
あんなに機敏だと知らなかった。ビビった。
さすがは砂漠でございます。
さて、明日はいよいよ、実質最後のステージ、
5日目~6日目と2日間に渡るロングステージのステージ5、80.8km。
コレをクリアすれば、最終7日目は、たったの11kmだ。
この日は猛暑もあって、かなりのリタイアが出た模様。
そんな中、日本人選手は全員クリア。
あとは、今晩休んで、皆明日のステージ5さえクリアできれば、全員完走だ!!

Day4:ゴビ砂漠250kmマラソン完走記」への2件のフィードバック

  1. ASAP(にっしー)

    砂漠ですね・・・まさに「The!SA・BA・KU!」ですね。
    ピンクフラッグが全然見えないですYO!
    これ、リアルに遭難しちゃうレベルじゃないですか!( ̄□ ̄;)
    そして気温も40度とか・・・。
    そんな中なら、樺澤さんもダッシュで追い付きたく
    なりますよね。本当に、塩がなかったら死んじゃいます
    もんね。
    砂漠レースの過酷さの一端を垣間見ました。

    返信
  2. ピンバック: 目次:Gobi March 2011 完走記 | Keep Challenging

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