実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた(全16話):その4「滑落、そして骨折」


 

そうして、ボクの「北海道横断マラソン」の直前に、

求めてもなかった形で、

しかも過剰なほどのウォーミングアップというも言うべき

「走りながら、中継しながらのUTMF169km」がやってきた。

 

Nプロデューサー

「やっぱりさー

山の中だと、映像の中継は、電波的に難しそうなんだよねー。

 

だからさー、

 

ビデオカメラで他の選手のインタビュー録画をしながら

 

 

音声だけの中継をしながら走ってくれない?

 

 

しゃべり続けながら169kmぜんぶ走るの

 

 

 

 

もう、笑うしかないぜ( ;∀;)

 

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片手にはインタビュー録画用のビデオカメラ、

耳にはイヤホンと音声中継用のマイクを付けて、いざUTMF169kmの旅へ。

 

 

このUTMF。

繰り返すようだが、山道を累計9500mほど登りながら、

169kmもの距離を走るのだ。

 

ただでさえ、走り切るのが苦しいコースなのだ。

それを、時々、インタビュー録画したり、

走りながら「オモシロい事喋って、中継してね〜〜(by Nプロデューサー)」。

 

UTMFの制限時間は46時間である。

ボクの実力なら、おそらく30時間ほどでゴールは可能なハズだ。

 

しかし、今回のミッションは

「なるべく、最後尾ゾーンをインタビュー録画しながら走ってほしいんだよね〜(by Nプロ)」

とのことで、46時間めいっぱいコース中にいなくてはならない。

 

「小野クン、ちょっとペース早いから、もう少しゆっくり行ってくんない〜?(by Nプロ)」

 

ゆっくり進む方が、自分のペースで走れず、

眠気もまして、ツラいのである。

 

いつにない状況に、しだいに

 

「完走しきれなのではないか。。。」

 

そんな弱気なココロが生まれてくる。

 

しかし、公式中継をしながら走っているのだ。

ボクの録画インタビューも、のちにDVD用の大事な素材になるはずだ。

公式スタッフとして走っているのに、リタイアなど、許されるハズがない。

 

とはいえ、あまりにツラい。

 

しかも、このあとすぐに、大事な北海道横断マラソンがあるのだ。

 

 

 

もう、、、、辞めたい。。。。。

 

 

 

公式スタッフで、中継中という立場にもかかわらず

 

 

「レースをリタイアできる理由は、無いだろうか??」

 

 

 

 

(もう、滑落して、骨折するくらいしかないだろう。。。)

 

時々、崖に近いコースを走りながら、

思わずそんなキモチがアタマに広がっていく。

 

ソレほどまでに追い込まれるほど、

キツいのだ。

 

 

もはや、北海道横断マラソンとか、どうでもいい。

この、いまのUTMFの苦しみから、解放されるならば、

骨折したってかまわない。

 

 

 

そんな苦しい思いの時にボクを支えてくれたのは、

 

いつもボクに

 

「おまえマジで」

 

「おい、そこのボウズ」

 

「ハゲてんのかコノヤロウ」

 

との暖かいコトバを与えてくれる、

我が家の『ネ申』でもある、ボクの愛すべきヨメからのメッセージ。

 

 

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「がんばってー!!」

渾身の清書がなされた

カルビスバー(´;ω;`)!!

 

 

 

 

 

 

うん、オレ

頑張れちゃうヨ( ;∀;)!

 

 

 

 

ユミ、きっとオレの為に、

 

一生懸命、夜なべして清書してくれたんだろうな( ;∀;)。。。

 

 

 

 

 

 

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 ↑ ボクのラン仲間のみづきちゃんから

「ユミさん、一緒にラーメン二郎行きましょう!」誘われウキウキ行ったヨメが、

行列待ち中にみづきちゃんから騙し討ち的にリクエストされ、

仕方がなくやっつけで書かされたであろう「清書現場」

 

 

 

もう愛しか感じません( ;∀;)

 

 

 

 

ゲンキイパーイ( ・`д・´)!!!!!!

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(photo by Yuma Hamayoshi)

 

幾度の困難も乗り越え、最終ランナー達のインタビュー録画もこなし

中継も行いながら、無事に46時間弱で、169kmの道のりをゴール!

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これらの小野の中継の様子は、2014年版 UTMF公式DVDにて

3つめのコーナーにて1時間ちかい尺で特集されております。

ご興味ある方は、ぜひご覧ください。ご購入はコチラ

 

そんなワケで、本編の 北海道横断マラソンへと旅立つ

2日前に、UTMF169kmを走ってウォーミングアップをこなしたのであった。

 

つづく。実家の札幌に、北海道を500km横断マラソンして帰省してみた:その5「スペシャル兵器」へ

 

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