UTMB完走記 9:山が、デカい…(´・д・`)


 

8月30日、シャモニーは16時20分。

満面の笑顔、

緊張と不安で真剣な表情、

仲間らとハグしあい完走を祈り合う姿、

世界から集まった約2300名ほどの選手たちがスタートにひしめきあう。

何言ってるかさっぱり分からないフランス語ながら、

招待選手が順に呼ばれ、ボルテージもMAXに盛り上がっていく。

いよいよビデオ撮影も開始し、カウントダウンが始まる中、

16時半、2013年ウルトラトレイル・デュ・モンブランのスタートだ。

徐々に選手たちの波が動き出し

大きなスタート/ゴールゲートを下から見上げて

一歩を踏み出す。

建物の窓という窓から、そして途切れること無く沿道から

たくさんの歓声に囲まれて、シャモニーの街を走りだす。

なんて、素晴らしい舞台なんだ。

そして、なんと素晴らしい景色なのだ。

あの大きなモンブランを、これからぐるっと巡るのだ。

感動のあまり、思わず、ぐっと胸にこみ上げてくるものがある。

スタート時の自分撮り動画↓

 

 

地名はサッパリ読めないながらも、

コースマップは事前に穴が空くほど見つめて来た。

UTMB2013コース
※自分作成のコースマップ。
– 網掛けした地名はエイド。
– 網掛けの濃さにより、薄:水分のみ、中:暖かい飲み物+軽食、濃:食事
– 「S」マークは、サポーターが入れるエイド。
– 地名の下の時間は関門時間

77km地点のクールマイヨールを境に

前半4つ、後半6つ、計10の大きな山がある。

一番小さい山でさえ、最低500mは登るのだ。

その中でも、前半、後半それぞれに1つずつ「ヤマ場」がある。

UTMB2013コース編集ver

※ 赤い◯で囲った部分が、2つのヤマ場。真ん中下部の矢印が77km地点クールマイヨール。

前半のヤマ場は44km地点、Croix du Bonhomme。

なんて呼べばいいかワカラナいが、

コース上、一番低い(標高810m)SAINT-GERVAISから

23kmで1,600mも登り続ける。

直前のエイドからは、5kmで700m以上も一気に登る。

しかも、一晩目の真夜中に差し掛かるハズだ。

そして後半のヤマ場は99km地点、Grand col Ferret。

グラン・コルフェと呼ぶらしいそいつは、

クールマイヨールを出てすぐに一山こえてから

計22kmで1,300m以上も登るのだ。

そこが、このコース上(たぶん)最も標高が高い、2,537m。

おそらくは、2日目の昼間頃に立ち向かうハズ。

不思議なもので、全体のスケールがデカいと

イロイロと勘違いが起きる。

後半のヤマ場、グラン・コルフェさえクリアすれば、

あとは小さな岡と、控えめな3つ山を超えればゴールなのだ。

「小さな岡」でも、10つ中一番小さい「500mは登る山」なんだけど(´・д・`)…

ちなみに、ハセツネで一番標高差がある箇所は約400m。

参考までに、UTMBとハセツネのコースを重ねてみてビックラこいたw

ハセツネvsUTMB
青く細い線が、ハセツネのコース高低表。
距離も、標高差も縮尺は一緒です。

もちろん、ハセツネにはハセツネのタフさがあるので単純比較はできないのだが

UTMBの「それぞれの山がいかにデカいか」が分かりやすい。

はてさて、どんなレースになるのやら!

つづく

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